INTERVIEW 06
運輸事業部 東日本配車センター S.W
2018年入社
就職活動のとき、社会にとって不可欠で、さらに将来需要があり続けると考えられる物流業界に興味をもつ。東洋製罐のグループ企業である東洋メビウスの安定性に魅力を感じて就職。
自分の判断次第で売上が変化するやりがいのある仕事です
Chapter 01
日々変化する荷物と車両の量のバランスを取って調整する
現在、東洋製罐本社の中にある東日本配車センターで、配車を担当しています。基本的に専属車両はあるのですが、荷物の量は毎日同じではありません。そこで、荷物と車両の量のバランスが取れるように、協力会社にお願いして必要な荷物や車両を集めることもあります。
私は、主に石岡工場の担当しており、その売上や収支は確実に配車できるかどうかで大きく変わってきます。とくに夏場の繁忙期には、30台以上車両が足りないとこから仕事が始まり、協力会社から車両を借りたり、運行の組み合わせを考えたりして、顧客の要望通りに車両を手配できたときには達成感があります。また、それが顧客の信頼にもつながります。
効率良く配車する作業は、社内ではよくパズルみたいだと言われます。車両に対してどう荷物を組み合わせるかは担当者の判断ですし、売上の数字にも表れるので、すごくやりがいのある仕事です。
Chapter 02
取引先とは持ちつ持たれつ、信頼関係を築き上げる
得意先である東洋製罐や協力会社とは電話でやり取りしながら、車両のやり取りなどをするので、大切にしているのはコミュニケーションです。たとえば協力会社の荷物が少なかったり車両が足りなかったりすることがあれば、当社の荷物や車両を融通することもあり、持ちつ持たれつの関係です。入社後、日々のコミュニケーションを通じて、信頼関係を築いてきました。そういう意味では、相手との関係性を築き上げていく仕事かもしれません。
物流業界全体がドライバー不足のなか、どうしてもうまくいかないときは、まず事務所の周りの先輩方に相談します。それから、先輩方もいろいろなところへ電話して聞いてくれたりします。同じ部署の社員は、それぞれ一つの工場の配車担当であるため、対等な立場で仕事をしているので、フラットで話しやすい職場環境です。
Chapter 03
幅広い業務を経験し、輸送部門の管理職をめざす
今、この会社でよかったなと思うのは、コロナ禍においても業績などにあまり影響がなかったこと。そして、社会に貢献できていることです。自分が配車した車両でスーパーに商品が届き、陳列された商品を人が買っているのを目にすると、自分の仕事が役立っているのだなと実感します。
今後は、配車業務だけでなく、もっと幅広く業務を経験して、オールマイティな人材になりたいと考えています。というのも、次世代リーダー育成研修に参加したとき、自分は視野が狭いと感じたから。入社してから4年間、同じような業務に携わってきたので、ほかの業務への理解が足りず、凝り固まっていると感じました。東洋メビウスは総合的に物流を取り扱っている会社ですから、倉庫関連から物流全体に至るまで、さまざまな業務を経験したいと思っています。
そして、いろいろな知識を身につけながら、経験を積み、10年後には輸送部門の管理職になっていたい。すでに後輩も多く入社してきているので、指導できる立場になりたいです。
1日のスケジュール
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08:00
出社後、社内メールの確認
グループ会社からの発注書の返信FAXも確認。
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08:10
オーダー確認
その日の顧客からのオーダーをチェック。
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08:30
車両と荷物の量が釣り合うように調整していく。
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10:00
配車組スタート
集まった荷物と車両をパズルのようにオーダー表に組み込んでいく。
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12:00
昼食・休憩
勤務地の社員食堂で日替わり定食など。
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13:00
協力会社に輸送発注書を作成して送信
返信をもって契約完了となる。
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15:00
石岡工場の倉庫から近隣倉庫へ荷物を移管するための配車。
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16:30
13:00に送った輸送発注書の返信を見て、車番連絡票と輸送発注書を確認、入力。
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17:30
ドライバーさんが入力した配車表と手元にある配車表の正誤性をチェック。
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18:00
翌日の準備
顧客からのオーダー確認や事前に依頼できる配車のメール送信など。
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18:30
退社
仕事帰りには映画を観ることも。